■練習走行
事前の練習では良いタイムが出ており、レース本番の結果に期待が持てたが、更なるタイムアップのためにアライメントの変更と、走行ラインの変更を試みた。しかし、慣れていないサーキットで試すには時間が足らず、予選は好調時のセットとラインに戻し、他車のスリップストリームを有効に使う作戦に切り替えた。(富士スピードウェイは直線が長く、スリップが非常に重要である)
■予選
予選前に車両を走行順に並べるが、今年は良い位置を取ることが出来た。が、いざ走行を始めると、タイヤが温まらなくて、他車がタイムアップ出来ていないアウトラップはトップタイムを記録するものの、その後は前走車のスリップストリームにつくも引き離される始末で、パワーが全然無いことに気づく。対等に走れるのは、ブレーキングからアクセルONする短い区間のみで、アクセルONの区間はすべてにおいて引き離される。何か車両にトラブルが発生しているようだが、乗っている感じでは、異常が感じられず、ただパワーがなくなった感じであったので、コース1周丸々スリップを使い、タイムは何とか16位のタイムを出す。単独練習でのタイムにも及ばないタイムであった。最高速もトップ集団と10〜20キロ遅い。予選終了後は富士スピードウェイは車両保管に入るので整備が出来ない為宿に戻り、トラブルの原因を考えるも、これといった原因が思い浮かばない。明日の決勝前に最終チェックを行う事にし、明日に備えた。
■決勝
午前九時前からやっと車両保管解除。ロガーデータをダウンロードしMCAに提出。昨日のトラブルの解明にはいるも発見できず。出来るだけエンジンが回るようにオイル量をギリギリまで減らす。決勝スタート。スタートは今期好調で、今回も決まったが、やはりパワーが無い。富士は1コーナーまでが遠くて、ライバルは速度が伸びているため抜くには至らず。その後のヘアピンで前の車のインにノーズを入れブレーキング勝負に出たが、接触。相手はスピンしこっちは後続に抜かれながらも再スタート。遅いマシンに焦りが出ていたかも知れない。トップ集団に差を開けられ今の順位を守るのが精一杯の状態で、レース終了。勝負にならなかった。これで、マーチカップの全国ランキングも1ポイント差で2位になってしまいました。
今シーズンも協力・応援してくださった、SA43道意店スタッフ・関係者様・スポンサー様、そしてお客様。最後にこんな結果になり申し訳ございません。二度とこんな思いをしたくありません。この経験を深く胸に刻み、これからのレース活動に生かして行きたいと思います。
丹治 昭善
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